【フラッペ】焼き芋フラッペ

市販の焼き芋と身近な材料で作れる、焼き芋のフラッペのレシピです。
自家製するとやさしい甘さで美味しいですよ。
寒〜い時期、暖かいお部屋でひんやりフラッペを楽しみましょう✨

さっさん
さっさん

その前に、フラッペって何?「フラペチーノ」と何が違うの?

★「フラッペ」は、氷やアイスに果汁やシロップ(リキュール含む)などを加えた、フローズンドリンクの総称で、フランス語の「frappe」(=冷えた、の意)から来ています。特に定義はないようです。おうちカフェで作るのは「フラッペ」です。

★「フラペチーノ」は、スターバックス社の登録商標で、エスプレッソやミルク、シロップなどをブレンドしたコーヒーベースの冷たい飲み物の商品名です。

次のポイントをおさえて、焼き芋のフラッペを失敗なく作りましょう。

ポイント2つ
  • お芋の種類は、どちらかというとネッチリ粘質系がおすすめ
    →「紅はるか」など。ペーストにしやすいです
  • お芋のピューレは、ストローで吸える状態までピューレ状に作る

より手軽に作れるように、今回は市販の焼き芋を使用します。時間のある方はぜひ焼き芋を自家製してみてくださいね。
自家製焼き芋の簡単な作り方は、最後に書いています。ご参考になさって下さい。

さて、工程を大きく次の3つに分けて、作っていきます。

  1. 牛乳のフラッペを作る
  2. さつま芋のピューレを作る
  3. 仕上げる

★「焼き芋のフラッペ」の材料(1杯分)

⚫︎焼き芋ピューレ

・焼き芋 皮なしで100g程度(市販の一般的なサイズ1本の1/3〜1/4くらい)

・生クリーム 50g (乳脂肪分35%のものを使用)

・成分無調整牛乳 30g

・はちみつ 大さじ1(*ハチミツは赤ちゃんに与えないようご注意ください)

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⚫︎牛乳のフラッペ

・成分無調整牛乳 80g

・練乳 20g

・バニラオイル(なくてもOK) 2滴

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⚫︎トッピング

・ホイップクリーム(生クリーム30g+砂糖3g) ←乳脂肪分35%のものを使用

・あれば キャラメルソース 少々(大さじ1程度)

・あれば おさつチップス 数枚

★「焼き芋のフラッペ」の作り方

1:牛乳のフラッペベースをつくります

冷凍庫に入れられる容器またはジップ付き袋に、牛乳と練乳を全部いれて混ぜ、
フタをして冷凍庫で凍らせます。

バニラオイルを香りづけに2滴。なくてもOKです。
さっさん
さっさん

冷凍庫に入れるとき、フタはしたほうがいいの?

フタは、したほうが良いです。冷凍庫内の様々なモノの匂いがドリンクに移るのを避けるためです。

凍らせる時間は、家庭用冷凍庫で2時間程度です。めざすのはカチコチではなく、
ストローを通ることができて「飲める」状態です。*ストローは、タピオカストローなど、直径が太めのものを想定しています

2:冷凍を待つ間に、焼き芋のピューレを作ります

ブレンダーを使います。焼き芋の皮を外し、ざっくりと崩して容器に入れたら、
上からクリーム50ccを注ぎ、ブレンダーでピューレ状にしていきます。

【ブレンダーがないとき】

皮を外し、まな板の上で焼き芋を潰しながら、芋のスジが残らないよう包丁で叩きます。バットなどにお芋を広げて、ヘラやスプーンで生クリームと混ぜてペースト状にしていきます。できるだけ滑らかにします。

牛乳を加えながら、ピューレの濃度を調整していきます。目標は「ストローで吸える、やわらかい状態」です。牛乳は30ccを全部使わなくても大丈夫です。反対に、ピューレが硬いと感じたら牛乳を追加して下さい。

次の画像で、「Before」では硬かった質感が、牛乳を足した「After」では水分が増えて、ゆるくなっているのがお判り頂けるでしょうか。

できあがったお芋ピューレは、清潔なビニール袋に入れて、画像のように簡易的な絞り袋状にしておくと、仕上げの作業がしやすいです。

今回は、絞り袋ではなくビニール袋でいきます。
片方の隅に集めて、口をキュッと縛ります

3:仕上げの準備をします

・トッピング用生クリームをホイップします(ブレンダーを使うと楽です。)

市販のスプレーホイップでもOKです。私はふんわりトロトロの作りたて生クリームが好きなので、都度ホイップします。

生クリームに、生クリーム重量の10%の重量のグラニュー糖を足して、8分だてにします。たてたクリームは、あれば絞り袋にいれておきます。絞り袋がなければスプーンでトッピングします。

お砂糖の種類はお好みでどうぞ。きび砂糖など、茶色系のお砂糖を使うとクリームに色がつき、それはそれでかわいいです。

8分だてくらいにしっかりホイップします。

【生クリームを作りたいけどブレンダーがないとき】

ブレンダーがなくてもできます。生クリームと砂糖をボウルに入れ、下に氷水をあてて泡立て器でホイップ。または、密封できる空き瓶などに入れてシャカシャカする!という方法もあります(後者は多少時間がかかります)。

・グラス側面にキャラメルソースをめぐらせておく

…このためにわざわざキャラメルを購入するほどでもないので、なくてもOKです。

4:仕上げます

・冷凍庫からフラッペベースを出し、状態を整える(飲める状態にする)

ストローで吸って飲める状態にしたいので、硬く凍っていれば混ぜるなどして、画像くらいのゆるい状態にします。
*ストローは、タピオカ用などの直径の太いものを想定しています

・フラッペベースと焼き芋ピューレを、交互にグラスに入れていきます

・トッピングします

ホイップクリームとお芋チップをトッピングしたら完成です。お芋チップはお好みのものをご用意下さい。今回はローソンのものを使用しています。

ストローは、タピオカ用など径が太めのものがおすすめです(100円ショップで買えます)。

ホイップをたっぷりしぼって
お芋チップを飾って完成✨

お疲れ様でした。自家製「焼き芋のフラッペ」、おいしく召し上がってくださいね✨

自家製・焼き芋の作り方(温度調整可のオーブントースター使用)

焼き芋を自家製したい方は、筆者が焼き芋屋さんに教わった、この焼き方を一つの参考になさって下さい。アルミホイルで包むといった手間がなく、お芋を乗せるだけ。シンプルで簡単な方法です。

1:オーブントースターの温度を240℃前後に設定し、軽く予熱します。

2:洗ったお芋を入れて35〜40分焼きます。お箸を刺してみて、スッと通ったら完成です。通らなければ時間を追加してください。

★焼き芋フラッぺ、1人分の材料費は約410円です。

焼き芋 53.5円(市販品1/4本)/生クリーム 163円(80g)/ 練乳 45.8円(20g)/成分無調整牛乳 26円(約110g)/蜂蜜 54.9円(21g-大さじ1)/ キャラメルソース 50.3円(18g)/さつまいもチップ 16.9円(2枚)

ー1杯の価格は、記事掲載時における各材料費を足して、小数点以下を四捨五入しています。使用したおよその分量での代金に換算した金額です。

ー材料費のみのざっくりな明細(税込)ですが、ご参考になればと思います。著者が身近な範囲で入手できて、お手頃価格だと思うものを購入して算出しました。

ー光熱費・道具代は含まれていません。

それにしても食品価格が高騰していますね💦
自家製でも、以前よりぐんと高くつきます…キャラメルソースとお芋チップはアクセント程度と考えているので、ナシでもOKです。そうすれば340円くらいに落ち着きます。また、練乳はガムシロップの余ってるやつなどで代用すれば、多少風味は変わりますが、コストは下げられます。

それでは今日も美味しいおうちカフェタイムを🍀

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