桜の蕾がふくらむ時期になりました。
今日は、桜のシロップを使った抹茶ラテをご紹介します。桜の景色をイメージして作りました。
モナンの「さくら・シロップ」を使います。モナンのシロップは、ヘーゼルナッツやキャラメルなど、多種類のフレーバー展開があります。
★ポイント★
・グラスに入れる順は、氷→桜シロップ→牛乳→抹茶 です。
・飲むときはストローかマドラーをお使いください。混ぜる方がおいしいです。
★桜と抹茶のアイスラテの材料(1杯分)
*今回使ったタンブラの容量は10オンス(300cc)です。
・氷 … およそ100g
・モナン さくら・シロップ … 30cc
・牛乳(成分無調整) … 50cc
・抹茶 … 50cc(2gの粉末抹茶+50ccの湯)
・桜花の塩漬け …1つ
★桜と抹茶のアイスラテの作り方
①桜の塩漬けをひとつ出し、すぐ使えるように置いておく
今回は萬藤さんの「桜花漬」を使用します。箸などで優しく丁寧にとり、軽く塩を落とします(塩が多少残っている方が良いです)。できる範囲で花の形を整えます🌸
②牛乳を準備する
実際に最初にグラスに入れるのは氷+シロップですが、その後に注ぐ牛乳のモコモコ泡を少しでも長く、美しく保つための逆算で、牛乳と抹茶を先に準備しておいてパパッと仕上げましょう。
牛乳は温める→泡立てます。電子レンジOKで、深さのある容器が作業しやすいです
牛乳(50cc)は、フローサーで泡立ててモコモコ状態にします。
冷たいままでは泡立ちにくいので、あらかじめ電子レンジでほんの少しだけ温めます。
温め時間の目安は、500Wで20秒です。
左/牛乳を泡立てるフローサー。100円ショップで手に入ります(電池別売りなのでご注意を!)。右/泡立てた牛乳。量が増えます。
フローサーの先端を牛乳の中に沈めてスイッチオンして30秒〜40秒ほど泡立てます。
牛乳の量が少ないので、初めは容器を傾けると泡立てやすいです。
しっかりと固さのある泡にしたいので、30秒はフローサーを牛乳の中で回し続けて、
キメが細かく硬い感じに変化させます。
③抹茶を準備する
抹茶は最後に牛乳の上から注ぐので、注ぎ口のある容器で作るのがおすすめです。
抹茶は「おーいおちゃ 宇治抹茶」を使用します。粉末をお湯に溶いて使います。
粉末抹茶(2g)をお湯(50cc)で溶きます。
抹茶粉末は意外とダマになって溶けにくいため、茶こしを使うと溶かしやすいです。
抹茶粉末とお湯を入れ、スプーンの先などでダマを潰しながら溶かしていきます。
スプーンの先と茶漉しでカシャカシャとすり混ぜていると溶けてきます。左はダマダマ状態、右が溶けた状態。
④タンブラーに氷(100g – またはタンブラーの7分目くらいまで)を入れる
⑤氷の上から「さくら・シロップ」を入れる(30cc)
シロップの量はお好みによりますが、30cc以上入れると、甘さがちょっと暴走するように思います。
氷にシロップをまとわせるように注ぐことで、混ぜたときに桜の香りがフワッと広がります🌸
⑥上から泡立てた牛乳(②)をゆっくり注ぐ
ほかのことをしている間に、牛乳のモコモコが容器の中で少しダレていたら、牛乳をグルグルっと回して、注ぎやすい状態にしてください。泡がヘタっていたら、フローサーで少し泡立て直します。
牛乳を注いだ状態。シロップの方が比重があるので下に沈み、牛乳は上へ。きれいに2色に分かれます。
牛乳がタンブラーのフチ近くまで入りますが、固めに泡立てた牛乳は、抹茶を入れてもあふれないので大丈夫です。
⑦上から抹茶(③)をゆっくり注ぐ
抹茶は、真ん中あたりの一か所に集中させて注いでいきます。
抹茶粉末が少し沈殿するので、注ぐ前にスプーンなどで一混ぜします。
抹茶が入ると、牛乳の泡がグラスの上に出てくると思います。
牛乳をしっかり泡立ててあると、こぼれることなく、ふわふわモコモコの雲みたいな感じになります。
抹茶を注いだところに緑色の穴ができますので、スプーンの先などでぐるっと一混ぜして、抹茶の渦巻模様にします。
⑧桜の塩漬けをトッピングしてできあがり
写真では、塩を落とした状態の桜花を乗せていますが、
実際には塩を残した方が、味が引き締まるのと、桜餅っぽいテイストに仕上がるので、オススメです。
★誰かに作ってあげるときは
・ストローかマドラーを添えましょう。
・美しい3色をお楽しみ頂くために、完成したらすぐお出しください(抹茶がどんどん沈み、牛乳やシロップと混ざってしまうため)
★桜と抹茶のアイスラテ、一杯のお会計は156円です
モナンさくら・シロップ 91.8円(30cc)/ 牛乳 9.45円(50cc)/ 桜の塩漬け 3.8円(お花ひとつ)/ 抹茶 36.3円(抹茶2g+湯50cc)/ 氷 14.8円(100gほど)→実際はおうちの冷凍庫の氷でOKですが、買うとしたらこれくらいの価格、と計算してみました
ー1杯の価格は、各材料費を足して、小数点以下を四捨五入したものです。
ー材料費のみのざっくりな明細(税込)ですが、ご参考になればと思います。著者が身近な範囲で入手できて、お手頃価格だと思うものを購入して算出しました。
ー光熱費・道具代は含まれていません。
以前に勤めていたカフェにあったメニューのレシピを、
著者のふるさとである奈良県の山桜をイメージして作り直しました。
霞にけぶる花の色、緑、たなびく雲…
よろしければ、吉野山、桜といったワードで景色を検索してみてください。
桜と抹茶のアイスラテ、お口にあえば幸いです🌸
それでは、今日も素敵なカフェタイムを✨