MENU

【レシピ】桜のお茶

レシピというほどではないのですが💦
桜の緑茶をご紹介します。

桜を使ったお茶といえば「桜湯」が有名です。
これは、お茶ではなく、白湯に桜花の塩漬けを浮かべたものですね。江戸時代から愛されています。
クリアな白湯に桜の花びらがふわりと開いて、とても上品な飲み物ですね。

古来、「茶番」「お茶を濁す」など、ネガティブなイメージに通じるとして、婚礼などのおめでたい席では、お茶が避けられてきました。その分、そういった席では桜湯や昆布茶などが供されてきました。

今回は、あえて「桜湯」ではなく、緑茶と合わせて「桜茶」にしています。
緑茶がもつ丸い甘みと、桜花の塩漬けがもつ塩味、花の香りがとても合うと思うからです。
桜の咲く景色を想像しながら飲みたいので、緑茶は、黄色ではなく緑の水色が出るものを選びます。

作り方は、桜の塩漬けを緑茶に入れるだけです。
ポイントは、水色が緑色のお茶を選ぶこと、緑茶は温度が低めのお湯で淹れて甘みを引き出すこと、
この2点です。

それでは、材料と作り方を整理していきます。

【おうちで作る】「桜のお茶」 の材料(一杯分)

・緑茶 ←緑色の水色が出るもの … 250ccほど

・桜花の塩漬け … 3〜4かけ

【おうちで作る】「桜のお茶」 の作り方

① 低めの温度のお湯で、緑茶を入れます。

今回はお手軽にティーバッグを使います。
緑茶の甘味成分を抽出したいため、お湯の温度は80度くらい、ぬるめで煎れます。

ぬるめのお湯で淹れると、緑茶の中のテアニンという旨味成分がよく抽出され、甘味を感じます。
テアニンは、ストレス軽やリラックスに効果があることが明らかになっているそうですよ。

ちなみに緑茶を温度の高いお湯で淹れると、カテキンやカフェインがたって、シャキッとした味わいになります。気分で使い分けてみると良さそうです。

また、お茶の色について、
桜茶に使うお茶は、水色がグリーンに近い方が美しいです。
とはいえ、意外と緑茶にはイエローの水色が出るものが多いんですよね。

グリーンの水色が出にくい時は、今回私が使用したような、抹茶や玉露が少し配合されている茶葉を使ってみたり、緑茶にご自分で抹茶を少し足してみるのも手だと思います。
抹茶粉末も、最近はパウチに入った手軽なものが売られています(↓)。

②桜の塩漬けを準備し、緑茶に浮かべる

桜の塩漬けは、ここでは萬藤さんの物を使用しています(↓)。
八重桜を使用されているので、お茶に浮かべたときに花びらが豊かに広がって美しいです。

中を開けるとこんな感じです↓これだけでも雪が散ったみたいでキレイですね🌸

桜についた塩は、お好みで少し落としてからお茶に入れてください。

まな板やお皿に置いて、指でぱっぱと払うか、5分ほど水につけておいても塩が取れます。
私の個人的には、塩は少しはたき落とすくらいにしておいて、塩味を残すのが好みです。
緑茶の甘味と桜の塩味の相乗効果で、一杯のお茶がますます美味しくなるように思います。

★【おうちで作る】「桜のお茶」 、300ccカップ一杯分での材料費は約40円です。

おーいお茶 プレミアムティーバッグ 17.8円(1パック)/お茶抽出用の水 10.8円(約250g)/桜花の塩漬け 11.5円(お花3つほど)

ー1杯の価格は、記事掲載時における各材料費を足して、小数点以下を四捨五入したものです。

ー材料費のみのざっくりな明細(税込)ですが、ご参考になればと思います。筆者が身近な範囲で入手できて、お手頃価格だと思うものを購入して算出しました。

ー光熱費・道具代は含まれていません。

それでは今日も、素敵なおうちカフェタイムを🍀

タイトルとURLをコピーしました