いつもご覧頂きありがとうございます。
今日はワインのリポートで、
先日からシリーズで頂いている SUNTORY「ONE WINE」の4種類目、
「ピノ・ノワール」を頂いてみます。
これまでの3種類についての記事は、コチラ↓↓をご覧ください♪
\「ONE WINE」ソーヴィニヨンブランについての感想はコレ/
\「ONE WINE」シャルドネについての感想はコレ/
\「ONE WINE」メルローについての感想はコレ/
★ピノ・ノワールって?
ピノ・ノワールは、
ブルゴーニュ地方の伝統的な品種で、それはそれはエレガントなワインを生み出す黒葡萄です。
私の印象では、ブルゴーニュ地方でピノノワールから作られるワインは、
人に例えるなら美しく高貴で人柄にも優れた貴婦人です。
★「ONE WINE」には南仏ラングドック・ルシオン地方のワインが使われている
以前の記事でもご紹介しておりますように、「ONE WINE」は、
南仏ラングドック・ルシオン地方の「IGPペイ・ドック」のワインを使っています。
その地で育つピノノワールは、ブルゴーニュよりも南であることも影響して、
ピノノワールのエレガントな一面はキープしつつ、
もう少しカジュアルなスタイルのワインになります。
エレガンスにチャーミングがプラスされる感じでしょうか。
★飲んでみた感想
グラスに注ぐと…
澄んでいながら深みのある、ルビーのような色です。
グラスに鼻を近づけると、甘やかなベリー系の香り。
口に含むと、滑らかに溶け込んだタンニンと伸びやかな酸を感じます。
渋みは全く感じません。
この酸については、開栓してしばらくはやや元気に感じられ、
その後3時間ほどすると丸く伸びやかな姿に変わっていきました。
どこか遠くを漂う香ばしさもあります。
アルコール度数がしっかりめの14.5%で、
ピノの優しい口当たり&チャーミングなベリー系の果実味に、
アルコールがしっかりボディを与えている印象です。
上品です〜〜〜。
そして食事に合う〜〜〜。
プチプラ500円の「ONE WINE」シリーズ。
ピノ・ノワールでも感動してしまいました!
★食べ物は何が合う?
おやつどきに「ONE WINE」をプシュッと開けて楽しむなら、
●少し塩のきいたお煎餅
お醤油系じゃなくてサラダ味系が良さそうです
●コンソメ味のポテチ
コンソメくらい味が強くても大丈夫です!アルコール度数も高いので、
しっかり受け止めて油を流してくれます。
●焙じ茶のロールケーキ
このワインは味わいにほんのり香ばしさがあります。
ロールケーキのようなきめ細かいスポンジ生地や焙じ茶のクリームなら、
滑らかさも香りもワインに同調して合いそうです。
他にも、ミスドのエビグラタンパイなんかにも合いそうです♪
お食事に合わせて「ONE WINE」を楽しまれるなら、
●リコッタなどチーズのパイ → ワインが少し冷たいうちもGOOD!
●卵のココット焼き
●そば粉のクレープにハムやきのこを合わせたもの
●ほうれん草やベーコンのキッシュ → ワインが少し冷たいうちもGOOD!
●焼き鳥(塩)
●赤身で滑らかなお肉。部位なら「ハツ」のソテーなど。
●キビナゴなど、ほろ苦味のある小魚のベニエやフリット → ワインが少し冷たいうちもGOOD!
美味しいワインは料理と合うので、挙げてるとキリがないですね.笑
魚介なら塩味がほどほどしっかりでバターや油を合わせたもの、
お肉なら赤身でさっぱりした部位や鶏肉。
ワインの口当たりの滑らかさとのバランスや、
アルコール度数の高さ(14.5%)からイメージしました。
アルコール度数がしっかりあると、ほどほどの油っ気も受け止めてくれます。
★まとめ
ソムリエという仕事をしていると、日々お客様から、
ワインについて色々なお考えや意見をお聞きします。
その中には
「ワインって選ぶの難しいから自分では買いにくい」
「ワインは一人で飲みきれない」
「家にワイングラスないし」
と、ワインのとっつきにくさを指摘されるものが結構あって、
もっと手軽にワインを楽しめる、
もっとワインへのアクセスが気軽になる、
そんな日はどうしたら来るのかな〜?と思っていました。
今回、4種類をテイスティングさせて頂いた「ONE WINE」は、
小さなハードルだったワインへの抵抗感を、低くしてくれる素晴らしい商品だと思います。
SUNTORYのまわしもんかよ!ってくらい各記事で良いことばかり書いていますが、
マワシモノではなく、素直に本音です。
1本、500円くらい。
手が出やすいこのプライスもいいですよね。
「ONE WINE」を飲んでみて初めに思ったのはコスパが良い!ということでした。
お手頃だけど、安かろう悪かろうではなく、
きっちり格付けワインを使って味が保証されています。
それに、4種類それぞれ単一品種で作られているので、
ブドウ品種の違いが分かりやすく、即ち、ご自分の好みが掴みやすいのも素敵です。
格付けワイン2種類を気兼ねなく楽しんで1000円なら、親切ですよね。
4種類飲んでも2000円。
誰かと2人で、1缶を半分こで、4種類制覇しても1人1000円!
1人・1種類につき120cc(←お店で注がれる、ちょっと多めの量)ずつ飲めちゃいます。
もっと言うと…
250mlで500円だと、普通のワインボトルは750mlですから、
ワイン1本に換算すると1500円ほど。
お手頃だけど、スーパーの棚の中で見ると、そこそこのお値段です。
1500円のワインを買ったとして、飲みきれなかったら、
なんだか勿体なくてモヤッとしちゃう。
開けて2週間くらい味の変化なく美味しく飲めるならいいけど、そうもいかないですよね。
250mlなら、飲み切れそうだし、おうちのコップに注いでも怒られなさそうだし、
ちょっと試してみたかった「品種ごとの味を覚える」とかも気兼ねなくできる。
そんなことないですか??
普段の選択肢に、ワインをちょっと加えてやろうか。
品種ごとに、料理ごとに楽しんじゃおうか。
この記事を読んで、
そんなふうに、ちょっとワインとお近づきになっていただければ…
ソムリエ冥利です。
★ご購入について
「ONE WINE」のご購入は、オンラインが便利なようです。
実店舗では、首都圏の一部「LIFE」で販売されていますが、実際それ以外は見かけません。
「ONE WINE」オフィシャルサイトからもご購入いただけるようなので、
リンクを貼っておきますね。
サイト内の「JOURNAL」にはスタッフさんのコラムが、
「PRODUCTS」にはフードとのマリアージュ提案などが載せられていて、
見ていて楽しいサイトですよ♪
\\SUNTORY「ONE WINE」オフィシャルサイト//
それでは今日も、素敵なカフェタイムを♪
*「ONE WINE」はお酒です。お酒は20歳になってから。