「ノンアルコールジントニックSAKURAO」香りの繊細さを味わって♪

国内メーカーのクラフトジンがここ数年で流行していますね。

今回は、広島で、地元産の原料を積極的に使用してジンを作られている「株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー」から発売されている、ノンアルコールのジントニックをご紹介します。

★「ノンアルコールジントニック SAKURAO」の概要

●原材料

糖類(国内製造の果糖と砂糖と水飴)、ライム果汁(3%)、食物繊維、酸味料、炭酸、香料、クエン酸カリウム

●合成着色料・人工甘味料 無添加

●内容量 350ml(缶)

●アルコール度数 0.00%

●カロリー 23kcal(100mlあたり)

●販売店:OKスーパー(バラ売あり)ほか。オンラインも便利です。

★「ノンアルコールジントニック SAKURAO」どんな人やシーンにオススメ?

ジントニックがお好きな方はもちろんのこと、
アルコール0.00%ですので、飲酒を控えておられる方や、お仕事中、お勉強中のリフレッシュにも。

香りが強すぎないので、お食事のお供として、またおやつのお供にもどうぞ。
おうち飲み会の時にレモンやライムと一緒に冷やしておくと、ノンアル派さんに喜ばれそうです。

★「ノンアルコールジントニック SAKURAO」感想とオススメの飲み方

結論から書きます。

「ノンアルコールジントニック SAKURAO」はストレート(氷もライムも入れない)がオススメです。

理由は、ドリンクの持つボタニカルやライムの香りが、とても繊細だからです。

氷を入れると香りや味わいの輪郭がボヤけてしまい、何を飲んでいるのやらワカラナイ…
とまでは言いませんが、かなり薄まって勿体ない印象です。

グラスをよく冷やして、冷蔵庫で冷やした「ノンアルコールジントニック SAKURAO」を注ぎ、
炭酸が弾けるたびにフワリと香るボタニカル&ライムの香りと、
口に優しく広がるライムのほろ苦味をお楽しみ下さい。

そうすると、作り手が、ジンのボタニカルの香りやトニックのほろ苦味を、
ノンアルコールで丁寧に表現されているのが、じわじわと伝わってきます♪

ジントニックといえば、バーなどではグラスにライムをあしらって提供されることが多いので、
筆者も初めは先入観でライムを絞りました。

でも、そうすると、繊細な香りや味わいが、全部ライムに持っていかれてしまったんです💧


この商品の特徴である繊細な香りを大事に楽しむためには、ライムではなく
広島県産レモンを数滴か、国産の風味のやわらかい柑橘をちょいシボするのをオススメします。

瓶詰めのレモンジュースとかでも、たぶん強すぎて味が破壊されちゃうと思います。

★「ノンアルコールジントニック SAKURAO」のルーツのおはなし

ジュニパーベリー

ジントニックというのは、そもそも、蒸留酒のジンをトニックウォーターで割るカクテルです。

●ジンとは ?簡単にご紹介します。

ジンは、農作物由来(麦やジャガイモ)のスピリッツをベースに、ジュニパーベリーをはじめとする植物(=ボタニカルといいます)の香りを合わせて再蒸留したお酒です。

以前は大手酒造メーカーが作るジンをカクテルなどのベースに使う、というのが一般的でしたが、
ここ数年は、クラフトジンが流行していて、各地でその土地柄や個性を表現したクラフトジンが作られるようになりました。同時に、以前からの「ビーフィーター」や「タンカレイ」「ゴードン」などの定番も、改めて注目を集めているように思います。

●トニックウォーターとは?こちらも簡単に。

トニックウォーターは、炭酸水に香草や柑橘類の皮のエキスなどを合わせて、甘みを加えた清涼飲料水です。主に柑橘系のほろ苦さと甘さが程よく混ざり合い、そのまま飲んでも美味しい炭酸飲料です。

自作される方もおられますし、スーパーなどでも大手メーカーのものが販売されています。

ジントニックは、ジンとトニックを合わせてライムをちょいと搾る(またはグラスにあしらう)、
ベーシックなカクテルです。

●「ノンアルコールジントニック SAKURAO」は何がすごいのか製造元について

「ノンアルコールジントニック SAKURAO」の製造元である株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリーは、広島県でウィスキーやクラフトウィスキーを作っておられる会社です。

なんと1918年創業で、広島の廿日市桜尾(宮島がある風光明媚なお土地柄)で100年以上、
蒸留技術を大切に守ってこられた会社さんです。

地元に根差す考え方で、土地の風土や環境を生かして作られたウィスキーやジンは、
国内外で数々の賞を受賞し、とても高い評価を受けています。

ハッとするような美しいウェブサイトをお持ちですので、是非ご覧ください。

株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー・オフィシャルサイト

SAKURAO Distillery

今回に関連するジン商品では、まずはオリジナルのSAKURAOが有名です。


SAKURAOは、広島産の柑橘類など9種の植物とジュニパーベリー、コリアンダーシードなど計14種類の原料を使用して作られたクラフトジン。柑橘の香りと伝統的なジンの風味が融合したアロマが特徴です。

他にも、桜の香りを纏わせた限定品や、地元の象徴的なお花であるハマゴウを活かした美しいブルーのジン、広島県産のネーブルオレンジを使ったジンリキュールetc…魅力的な商品が多いこと!

その株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー社が手掛ける、
缶タイプのノンアルコールカクテルが「ノンアルコールジントニック SAKURAO」です。

開発にあたり、同社の香り豊かなジン(お酒)は使えませんので、
長い歴史の中で培われた技術の中から、水蒸気蒸留という手法でジュニパーベリーの香を引き出した、
ボタニカルオイルが使用されています。
ジュニパーベリーは、力強り香りが特徴のマケドニア産を使用しています。

そのアロマオイルに、清涼感が爽やかなライムを本当に絶妙な量で加え、
特有のほろ苦さと酸味で全体の輪郭をキリリと整えています。

グラスから口に移る瞬間の香りの拡がり、口で踊るまろやかな甘さと炭酸、ほろ苦い余韻。

初めは「ん〜、味が薄い?」と感じましたが、
ひと口ふた口と飲みすすんでその柔らかな香りに気づくほど、
会社のクラフトジンやウィスキー造りのストーリーを知れば知るほど、

作り手のジンを愛する気持ちや、ジンを美味しく飲んで欲しいという思いを、
技術に落とし込んで作っておられるのだな、としっかり腑に落ちました。

さてさて、長文のご購読ありがとうございました!

美味しいノンアルジントニックの背景には、100年の物語がありましたとさ。

スーパーマーケットOK(←バラで買えます)やオンラインで購入できますので、
よかったら試してご覧になってください。

それでは、今日も良いおうちカフェタイムを✨

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