【レシピ】お屠蘇 ー屠蘇散を一晩寝かせてできあがり🎍

新年明けましておめでとうございます。

いつもご覧頂きありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します🍀

2022年の初回は、お正月ですので「お屠蘇」を作りましょう🍶✨

これはお屠蘇の材料になる「屠蘇散」です

お屠蘇は「おめでたい席で供されるお酒」というイメージがありますが、実際あまり頂く機会がありません。

🐼は数年前に医師の方から「屠蘇散です、お正月にどうぞ」と頂いて、家で作って飲んだのが初でした。

お屠蘇とは、お正月に無病長寿を願って頂く薬酒のことなんですね。日本での歴史は1100年前の嵯峨天皇の時代まで遡るそうです。どの生薬を配合するか考えて作るのは医師の仕事でした。

お屠蘇は家でとても簡単に作れます。材料は写真のような「屠蘇散」と日本酒です。

お屠蘇のもとになる「屠蘇散」はドラッグストアやスーパーで手に入ります。私はドラッグストアで購入して300円くらいでした。

屠蘇散は数種類の生薬がブレンドされた、いわば「お屠蘇の素」で、商品によって配合される生薬が違います。今回私が購入した屠蘇散は、桂皮・山椒・陳皮・桔梗・浜防風のブレンドです。粉末の生薬がティーバッグ状になっていました。入っているのはお酒一合分の中身です。

これなら忙しいお正月準備の合間でも手軽に作ることができますね♪

書いてある分量の日本酒にティーバッグをポチャン。そして放置すること一晩。

生薬の成分が抽出されて、スパイシーな香りが漂い始めます

翌朝、これにお砂糖や味醂で甘さを足して、お屠蘇の完成です。

格調高い器で頂くのが本式ですが、家にあるものでなんとかしちゃえ(写真はお椀のフタです…)

口に含むと、生薬の複雑な香りと味わいが広がります。この生薬のパワーを新年のからだに取り込んで、悪しきを屠り、善きものを蘇らせるのがお屠蘇なんですね。

ティーバッグの中身はこんな感じ。スパイシーな香りです。

この味わい、🐼はヨーロッパのデザートワインのハーバルなやつに似てるなと感じます。自然派の白ワインの味わいにも似ています。日本酒とワインなので原料が全く違いますが、印象として。

そこで…体質的にあまりアルコールを飲めない🐼は、飲みきれないお屠蘇を加熱してアルコールを飛ばし、白いホットワインみたいにしてみたら、なんともスパイシーで美味しいホットライスワインになりました♪これ美味しいです✨安心してゆっくり飲める〜

余談ですが、🐼はこの後、さらに屠蘇散のティーバッグの中身を紅茶で煮出して、スパイスミルクティーを作りました。まだほんのり香りが残っていて、味醂の甘い香りもプラスされ、いい感じ♪元旦はお屠蘇、二日目はホットワイン、三日目の朝はスパイスミルクティーの素として活躍してくれた屠蘇散。300円くらいで、すごいコスパです.笑

お屠蘇パワーで新しい一年に良いエネルギーが満ち満ちますように!

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