
レストランで働く現役ソムリエが考える、
お食事に合わせて美味しいノンアルコールドリンクのレシピ。
今回は桜の開花時期に合わせて作りたい「さくら」です。
季節感のあるドリンクでお食事がより楽しくなれば、とレシピを作りました。
★モクテル「さくら」の材料(1杯分・約100cc)

・モナンさくらシロップ 8g
・グァバジュース(桜の塩漬けを浸漬)20g
・ローズヒップティー 36g
・強炭酸水 36g
★材料についての補足



・グァバジュースは「順作選」のものを使用しています。
・さくらシロップは「モナン」を使用しています。
・ローズヒップはハイビスカスなどがブレンドされない単体のものをチョイス。オーガニックを選んで、茶葉3g+お湯120gで濃いめに抽出したものを、冷やして使います。

★モクテル「さくら」の作り方
【下準備】
グァバジュースに、ドリンクを作る前日くらいから、桜花の塩漬けを漬けておきます。軽い塩味とともに香りを移すためです。桜花の量は、ドリンク一杯につきお花1個の半分ぶんくらいが目安です。

あらかじめ、桜についた塩を、指やペーパータオルで簡単に落としておきます。
この桜はあくまで仕込み用の影武者です。仕上げ時にはグラスに入らないようにします。
【組み立て】
ドリンクを注ぐ前のグラスには、桜花塩漬けを、花びら1枚だけ、塩を払って入れておきます。グラスに氷は入れませんが、代わりに材料を事前にしっかり冷やします。
冷蔵庫で冷やしておいた材料を、表記の順に容器で合わせます。
強炭酸水は最後に注ぎ、ひとまぜしたらグラスに注ぎます。
グラスに入れたひとひらの花片が、ドリンクを飲み終えた後のグラスの底に残る様子は、雨に散った花びらのようで、とてもきれいなんですよ。

お好みでグラスのふちに、桜花塩漬けの塩を少しあしらうのも良いと思います。
季節のノンアルコールドリンク、ぜひ作ってみて下さいね。
